現地タイにおいてのムエタイ |
タイでは祭りや催し物などのイベントでムエタイが行われることが多いです。お互い同じような体格、年齢層が選ばれ対戦するのですが、賭けが行われるので八百長試合が多いです。
ムエタイは一般的なスポーツとしても大変盛んであり、子供も積極的にムエタイを習ったりしています。プロの選手では女性のムエタイ選手の進出は現状まだ厳しいのですが、催し物や祭りなどでの試合は女子生徒や児童の参加もしやすくなっています。 |
ワイクルー |
| ムエタイでは試合開始前にワイクルーという踊りを踊ります。ワイクルーには、自分を育ててくれているトレーナーへの感謝や神に勝利を願う、などといった意味が込められています。ワイクルーを踊ることにより、気分を高揚させ戦いに挑む気持ちを作り上げる効果もあります。 |
ムエタイの試合形式について |
| ムエタイではアマチュアとプロで試合形式が異なってきます。 |
ムエタイ・アマチュア試合形式 |
試合時間は 2 分
3 ラウンド制
勝敗は KO 若しくはポイント加点形式による判定。加点形式によるポイントは、ジャッジ 5 名のうち 3 名が有効とすれば 1 ポイント追加します。ムエタイではパンチ以外の攻撃が重視されます。 |
ムエタイ・プロ試合形式 |
試合時間は 3 分
通常 5 ラウンド制 インターバル 2 分
勝敗は KO 若しくはポイント加点形式による判定。加点形式によるポイントは、ジャッジ 5 名のうち 3 名が有効とすれば 1 ポイント追加します。ムエタイではパンチ以外の攻撃が重視されます 。 |
ムエタイの勝敗について |
| ムエタイではアマチュアとプロで勝敗判定が異なってきます。 |
アマチュアムエタイ選手の勝敗判定 |
試合終了後の総ポイント数の多い方が勝利
20 ポイントの差が生じた場合は TKO が成立
ダウンにより 10 カウント KO 勝利 |
プロムエタイ選手の勝敗判定 |
KO 、 TKO 、レフェリーストップ、ギブアップ、失格、判定
追放:ムエタイにおける追放は、実力と似つかない試合運びをする選手に対して行われます。これは八百長防止のための措置です。追放されたムエタイのプロ選手はスタジアム最長 1 年の出場停止となります。 |
ムエタイの選手服装について |
| ムエタイではアマチュアとプロで選手服装が異なってきます。 |
ムエタイ・アマチュア選手服装 |
| ムエタイのアマチュア選手はキックボクシング用のパンツを用意し、ヘッドギア、肘サポーター、ボクシンググローブ、脛サポーター、プロテクターボディーを着用して試合を行わなければいけません。 |
ムエタイ・プロ選手服装 |
ムエタイのプロ選手はキックボクシング用のパンツを用意し、ボクシンググローブを着用して試合を行います。女子のムエタイ選手は上着も着用します。安全のためにマウスピースとファウルカップも使用。
試合後には外しますが、頭にモンコンと呼ばれる戦いのお守りであるヘッドリングを身につけます。このモンコンには選手の強さやレベルにより色が異なっており、弱い選手は白で、トップレベルの選手はピンク色と決まっています。
腕につけられている縄のようなリングもお守りであり、試合前に寺院の僧侶に編んでつけてもらいます。 |
ムエタイ高等技・首相撲 |
ムエタイでジャッジに最も高評価されるといわれる首相撲。首相撲とは、相手の首を両手で抱え込み、胴体に膝蹴りを叩き込み、投げ捨てる攻撃のことをいいます。なぜ高評価になるのかといいますと「相手に何もさせることの出来ない攻撃」ということです。相手を完全に掌握しているということでジャッジには高評価になります。
投げると書きましたが、ムエタイでは投げるのは禁止行為です。しかし、柔道のように足をかけて投げるのは禁止ですが、腕力と体重移動だけで投げることはぎりぎり OK なのです。ただ腕力と体重移動だけで大の大人を投げ飛ばすことは容易に行うことはできません。
ムエタイの首相撲が始まると見ている方は少しつまらないかもしれません。タイの人たちは興奮するらしいのですが、傍から見ますとただの膠着状態ですからね。派手な KO シーンを見なられた私たちにはどうしても物足りなさを感じてしまいます。 |